内装制限について | 関連法規

クリーンルームの設置に関しての重要な関連法規 | ESC

近年、凄まじい技術進歩に伴い、クリーンルームを採用する業種は多様化し、加工技術・生産ラインで化学薬品の使用もいなめません。。そのためクリーンルームの設置においては、建築(設置)上の法規はもとより安全管理に関しても、関連法規の確認を注意しなければなりません。クリーンルームの規模や室内での作業内容により異なるので、設置をする際は建築基準法・消防法・内装制限を確認することが重要です。

内装制限

内装制限とは

内装制限とは建物内部で火災が発生した際のフラッシュオーバーの時間を遅らせ、火災の拡大を防ぎ、内部にいる人の避難の妨げる状況がないよう、また消火活動をはかるため、建築物の用途や規模に応じて、内装材の不燃化を要求する規定です。
フラッシュオーバーを遅らせ、安全な避難のための時間を稼ぐことの出来る材料として不燃材が位置づけされています。

▶︎フラッシュオーバー
火災の発生となる最初の段階では、火元で煙が発生します。その煙の中に含まれる可燃性ガスと加熱により着火し、壁の方へ進みます。そこから炎が立ち上がります。
特に可燃性ガス濃度が一定濃度を超えると、炎によって可燃性ガスに引火し、爆発的に火災が広がります。これをフラッシュオーバーといいます。

エッセンスクリーンのクリーンルームパネルは
建築基準法・消防法の適合基準をクリアし、環境面と安全面を実現した不燃パネルです。

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